みなさん、こんばんは。
リート@講師の準備で一杯一杯です(汗)
準備で忙しいならアップすんなよ!ってトコですが、
気になるネタが先週末にあったので・・・
さて、さっそくお題です。
とあるニュ○スキャスターが新賃金制度の移行により
会社を辞めるという記事を某SNSなどで見ました。
記事を読んでみると・・・新しい賃金制度に不満ありとか??
ま、詳細はどーでもいいんですけど(笑)
話は変わって、実は先月とある知り合いが就職先を探すと言う事で、
就職相談にのった時の事。
候補の企業を何カ所か面接受けたのですが、
一番行きたかったトコは賃金の面が折り合わず、
結局2番目のトコを選ぶのだとか。
なんで??と聞いてみたら・・・
A氏「だって、基本給が今より3万程度下がるから・・・」
オレ「ちょっと痛いね〜、でもその地域では一流って言ってもいいトコだよね」
オレ「働いてから基本給が上がるかもしんないし、なにより行きたかったんでないの?」
A氏「だって、その会社は他と比べて基本給自体が○万安いんだよ〜(汗)」
オレ「あれ、あんまり利益でてなかったんだ(汗)ま、今後良くなるんでない?」
A氏「いや、実は今も黒なんだよ、しかも結構なね〜」
オレ「ん〜なるほど・・・」
さて、この会話から言いたい事は。
安すぎる賃金は、「人材を確保しにくい」と言う事です。
会社が傾くほどの高額な賃金制度なら話は別ですが、
他社と比較して安い賃金はそれだけで不満の元になる可能性があるのは分かると思います。
実は上記の会社、基本給を低く抑えて、浮いた利益を別な物に投資している事が判明しました。
近辺の土地を買ったり、赤字の会社を買収したりしてるそうです。
しかも、この会社の場合は、ここ数年急拡大しているため人材の育成もままならず、
数年後は労務管理上の問題も出てくる可能性があると見ています。
話は飛びましたが・・・長期的に見ると安い賃金は優秀な人材を流出させるリスクとなり、
場合によっては人材の確保が難しくなるのは間違いありません。
(もちろん、賃金以外で大きく人を引きつけるモノがあれば別ですが)
かといって、高い賃金=満足度が高い!とは言えません。
あくまでも、安い賃金は不満の要素の1つになりますが、
高い賃金は満足度を上げるとは言えないのです。
もちろん、一時的に満足度を上げる事になるとは思いますが、
長期的に見た場合、満足度を上げたままとは、なかなかいかないものです。
働きがい、やりがいなどを上げる事は従業員の満足度を上げる有効な手段ですが、
賃金を安くしすぎない事は、従業員の不満をもたらすリスクを明らかに減らします。
さて、A氏が内定を辞退した会社、
数年後にはどうなっているのか、そのうちに聞いてみたいと思います。